
TOEFLは、英語を母国語としない人が、海外の大学・大学院に留学する際に、受験するテストです。リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能が評価され、各セクション30点が満点で、合計120点が満点のスコアになっています。学校によって求められるスコアが異なり、一般的には上位の学校にアプライするには、最低100以上必要とされているかと思います。私は、大学院留学のためにTOEFLの勉強を始め、なんとか目標としていた100に到達することができました。これからTOEFLを勉強する方に少しでも参考になればと、TEOFL100までの道のりを振り返りたいと思います。
TOEFL勉強開始前の英語力
私は日本生まれ・日本育ちのいわゆる純ドメといわれているものに該当します。英語力で少しアドバンテージがあるとすると、大学時代に9か月ほど語学留学をしていることかと思います。客観的な評価としては、TOEFL勉強開始前のTOEICのスコアは900(R:425 L:475)でした。
TOEFL100到達までにかかった期間
特にTOEFL対策をせずにまずは受験しました。初回受験は2016年2月。スコアは70点台でした。TOEICとTOEFLのスコア換算表はいろいろなサイトでみれますが、個人的には、どのサイトの換算表も実態を表していないように感じております。例えば、以下のサイトでは、TOEIC900がTOEFL100相当とされております。もちろん、対策をするしないでかなり点数はかわってきますので、対策せず受験したため、TOEIC900でも、換算表からははるかに低いスコアになったのかもしれません。
さて、70点台のスコアから開始したわけですが、100に到達するまでにどれくらいの期間がかかったのか。4か月後の2016年6月には、90点後半をだせるようになっていました。当時は100までもう少しと思っておりましたが、大きな勘違いでした。以前より、TOEFLは90を超えてからが勝負と聞いておりましたが、まさにその通りでした。ある時は、リスニングがよいけれども、リーディングでこけたり、その逆もあったりと、なかなか4技能全般によい結果にならず、結局100に到達したのは、翌年2017年2月。セクション別のスコアは、R 28、L26、S22、W24でした。なお、セクションごとの最高得点は、R28、L29、S23、W26でした。

70点台から開始して、4か月で90後半にのり、さらに100に到達するのに8か月かかったことになります。もちろん、勉強にどれだけ時間を避けるか等、個人差はあるかと思いますが、私の場合はこれくらいの期間で100に到達したことになります。なお、私は当時社会人でしたので、仕事をしながらの勉強となり、勉強時間はある程度限られた環境だったかとは思います。
単語は全科目の土台
リーディング、リスニングセクションでは、わからない単語が少なければ少ないほど、得点に直結してくるかと思います。おすすめの単語帳は、『TOEFLテスト英単語3800』です。ランク別になっており、ランク4まで覚えるにこしたことはないと思いますが、まずはランク3までは全部覚えることを薦めます。私は、ランク3まで完全に覚えて、その後は、過去問等の問題集をといているなかでわからない単語があれば、それを覚えていくというアプローチをとっておりました。
単語を覚えるのに、アプリも活用するとよいかと思います。『英単語アプリ mikan』にて 『TOEFLテスト英単語3800』 が対応されているので、こちらも併用するかとよいかと思います。

中国TPOがお勧め
TOEFLの過去問は、4,5回分は下記のような市販の教材で実施できるかと思います。
もっと過去問に取り組みたい人にとってお勧めなのが、中国TPOといわれるもの。私が利用したものは、以下の写真のようにパソコンにインストールして使えるもので、過去問34回分収録されているものでした。

中国TPOのメリットは以下のような点があるかと思います。特に3番目のメリットはリスニング・リーディングのスコアアップにかなり効果的かと思います。
- パソコンで実施するので本番に近い環境で練習できる
- リスニングは音声もついているので、何回も聞いてリスニング力を高めるのに役立つ
- TOEFLに出題される問題の背景知識をつけることができる。
他のサイトでも、中国TPOについて入手法等の詳細が触れられているので、参考にしてください。

上記のサイトで記載されているAndy勉強会については、下記にホームページがありますので、参考までに載せておきます。
リーディング対策
私の以下のようなリーディング対策行いました。リーディングは苦手な分野でありましたが、最後は28まで伸ばすことができました。
- リーディングセクションの解法を学ぶ
- 各設問ごとに解法があります。TOEFLの学校なり参考書なりで解法をみにつけるとよいかと思います。私は、以下のオンラインコースにて解法を学びました。解法を学んだあとは、あとは練習あるのみです。学んだことをみにつけるには、量をこなすことも大事かと思いますが、そういう点でも、先に紹介した中国TPOが役に立ちます。

- 問題の背景知識をつける
- TOEFLのリーディングは、まったく同じ過去の問題がでることは基本的にないと思いますが、類似テーマの問題がでることはよくあります。リーディングのテーマの背景知識があるのとないのとでは、読み込みのスピードは断然違ってきます。中国TPOの最大の魅力は、大量の過去問に取り組むことで、TOEFLのリーディングセクションの背景知識をつけれることにあると思います。
- 多読
- 英文を読むスピードをあげるのに、一足飛びの方法はなく、英文に触れる量を増やす以外にはないのではないかと思っています。私は英文にふれる量を増やすために、Kindleで英語の本を読んだり、英文でニュースを読んだりしておりました。通常、日本語で情報収集しているようなことがあれば、それを英語に変えていくことで、情報収集と英語力を鍛えることの一石二鳥になるかと思います。例えば、日々日本語でニュースを読んでいるのであれば、英文で日本のニュースを読むようにすれば、ニュースの情報収集と英語力アップの一石二鳥になります。
リスニング対策
リスニングは聞こえているかどうかに尽きるかと思います。もともと点数がとれていたセクションで、最高は29ですが、100とれたときは残念ながら26しかとれておりませんでした。対策は以下のようなことをしておりました。
- 問題の背景知識をつける
- リーディングと同じでリスニングにおいてもテーマの類似問題はよくでます。問題の背景知識があるとないとで、聞き取りが随分と変わってきます。ここでも背景知識をつけるのに、中国TPOが役に立ちます。音声もスクリプトもありますので、何度も聞き直すことで、リスニング力の向上と背景知識をつけることができます。
- ディクテーション
- リスニング力をあげるのにディクテーションも継続的に行いました。ディクテーションは、耳で聞き取った英語の音声を、書き取る練習です。音声とそのスクリプトがあればできます。ポイントは、聞き取れないことも多々あるかと思いますが、1回、2回であきらめるのではなく、聞き取れるまで何回も聞き直すことです。私は、中国TPOの音声とスクリプトを使って、ディクテーションの練習を行っていました。
- 英語の音に触れる機会を増やす
- リスニング力アップも、どれだけ英語の音に触れてきたかによるので、英語の音に触れる機会を増やすしかないです。今は、無料で英語の音声に触れることは簡単にできると思うので、自分が興味のあることについて継続的に英語で聞くようにするとよいと思います。私は、Podcastで以下のようなものを歩いているときによく聞いておりました。




スピーキング対策
スピーキングは、最高得点は23点で、コンスタントに20は超えておりました。リスニングセクションは、independentタスクとintegratedタスクの二つにわかれています。integratedタスクは特別な対策はしておらず、意識していたのは、聞き取った内容を順番に話していくことでした。independentタスクの主な対策は以下のとおりです。
- 汎用的な回答を複数用意しておく
- お題に対して、その場で流暢に英語で話すのは難易度が高いかと思います。事前に汎用的に使える回答を準備して、その回答を流暢に話せるように練習しておりました。持ちネタみたいな感じです。試験当日は、でてきたお題・質問に対して、質問に対して変な回答にならにように、事前に練習している持ちネタを少しだけ変えて話すようにしておりました。もちろん、持ちネタの回答とあまりに関係のない質問をされることもありますが、その場合は、アドリブで対応するしかないと思います。
- 中国問題集(TOEFL iBT 新托福 真经シリーズ)
- スピーキングセクションの過去問が収録されている中国の問題集になります。この問題集のIndependentのお題を使って、持ちネタをいかにそのまま使えるかの練習、および検証を行っておりました。

ライティング対策
ライティングでは、以下のような対策をしました。
- 書き方・テンプレートを学ぶ
- ライティングの文章の構成の書き方・テンプレートを以下のオンラインレッスンで学びました。

- 添削
- 同様のオンラインコースにて添削をしてもらい、どういう評価基準があるかを分析しました。あとは評価基準が高くなるように意識して練習をたくさんするのみです。
- 中国問題集(TOEFL iBT 新托福 真经シリーズ)
- スピーキングと同様に中国の過去問題集です。この問題集のお題を使ってライティングの練習を行いました。
集中できる試験会場を見つける
個人的には試験会場によってスコアは変わってくると思います。試験会場によっては、隣との席がすごく近かったりパーティションがなかったりするような会場もあったりします。もちろんこのあたりは個人差あり、どのような環境でも同じパフォーマンスを出せる方もいるかと思いますが、そうではない人は、自分が集中できる会場をみつけて、その会場でうけるようにしたほうがよいかと思います。
